胃カメラ体験記
半年前から朝起きるたびに嘔気があったが軽度のため放置していたら、ついに２月下旬かなり嘔気がひどくなったため、日勤中に外来へいくことに(苦笑)そこで医師よりたぶん胃酸のですぎで逆流性食道炎だと思うけど、GF(上部消化管内視鏡＝胃カメラ)をしないとわからんちん(もちろん"わからんちん"なんて言葉はいってないがｗ)と言っていたが、実施した患者たちから｢二度と受けたくない、苦しかった｣なんて聞くもんだから恐怖に感じ、もう少し症状が出てきたら受けようかなと考えていた。しかし、師長が｢受けたほうが原因わかるからいいんじゃない？いつにする？｣なんて言ってくる。勤務表を見て、具体的な日まで指定してきたわ(笑)もうこうなったら本当に苦しいのか実際受けて見ようと決意し、師長が検査室へ予約の電話をし、予約表は自分で記入した。もちろん同意書も(笑)当たり前のように説明一切なし(もっと笑)実は検査課から電話あったのだが、忙しくて対応できず。勤務中は無理だっつーの！！！そのあと何も音沙汰なし。ま、説明なんか聞かなくてもどうせ内容なんかわかるからどうでもいいけどさ(苦笑)まるっきり患者扱いされてないし(-_-;)
で今日受けてきました！！！
説明はないけど、前日の２１時以降禁飲食なのは知ってるもんねー。飲水もできないので、つまみ食い・飲みしないように早めに就寝(いつも寝るのは早いのにｗ)もちろん朝もぎりぎりに起きて、車で病院へ！！！いつものように電車通勤だとコンビニという誘惑があるから、誘惑に弱ーいワタクシは負けてしまうと考えたのでふ。
検査ぎりぎりに病院へ着き、検査室へIDカードを提出。外来ナースに血圧測るよう指示を受け、自動血圧計で測る。うちの病院の自動血圧計締め付けしすぎだわ、痛いっつーの！！！
少し待たされて、検査室へ入室。ストレッチャーで寝て待つよう指示される。顔見知りの看護助手がいたので少し話をした。どうやら２番手らしい。１番手の入院患者が入ってきて、実施している。オエーオエーと聞こえてくる。ううう、怖いよー。ナースが｢唾飲み込まないで！！鼻から吸って口で息を吐いて！！！｣なんて言っているし。途中からモニターアラーム鳴りまくり。やだなあ･･･。やっぱり鎮静剤使用しますにすればよかったかしら？若い医療秘書が｢私は鎮静剤使わずにやりましたから、○○さんもできますよ！！！｣なんて言うから、若いもんにはまけられないとつい調子に乗って使用しないに○しちゃったよ･･･。もう仕方ないか、こうなればまな板の上の鯉や！！！
胃を拡張する薬を飲んだ後、キシロカインゼリーを大量に口に含まされた。｢飲まないで、５分間口に含んでてくださいね。｣こんなまずい物体飲めるかー。ああ、口の中が歯医者の麻酔のようにしびれて来た。しかも唾液が垂れてくるような感じがする。お願いだからタオル頂戴よぉ、早く吐き出したい。早く５分すぎてくれ。
｢はい、吐き出してくださいね。｣この言葉、マジ天国だ。まずすぎる。ビニール袋へゼリーを吐き出したが、口の中がすっきりしない。唾液も何回も吐き出す。ついに私の番か。
ストレッチャーで胃カメラのところまで移動し、側臥位となる。よだれかけとタオルが顔のところに置かれ、口にマウスピースをする。Dr登場し、｢今から入れていきますねー。｣うっっっ、嚥下反射でオエオエするー。苦しいー。｢力抜いてください。口ははっはっとしてください(ラマーズ法か？？？)。｣苦しくて力抜けないよー(泣)目から涙はとめどなく出てくるし、唾液は口から出放題。正直こんな姿人に見せられないわ。よく最初の人は唾液を飲めたもんだ。尊敬しちゃう。｢これは食道ですね、これから胃に入ります。見えますか？｣カメラの画像は見えるけど、返事できねーよ。返事したら、即嘔気あるし(>_<)苦しいながらも、画像を見ると意外にもワタクシの食道・胃・十二指腸は炎症・出血はなさそうだった。正直消化器はほとんどわからんちんなのだが(笑)オエオエしているワタクシを尻目に、Drは容赦なくグリグリと内視鏡を奥へ突っ込んでいく。いつ終わるんだー。この苦行(笑)
やっと終わり(といっても時間は５分ぐらいか？)、かなりぐったりしたワタクシは２０分ほどストレッチャーで休んでいくことに。たしかにこれは辛いわ。でも原因追求のためには仕方ないもんなぁ。
そして結果は･･･、食道と胃の境目にヘルニアがあるが軽度でそのために胃酸が逆流してしまうとのこと。逆流性食道炎ということとなりました。これって国試で勉強したときには40-50歳の女性がかかりやすい病気って覚えたんだけど、もしかしてもうおばさんなのか！！！ショックだ(T_T)そういえばうちの病棟のスタッフが若い人でもなるよって言っていたな。。。
半日以上絶食していたため、昼はガッツリ塩ラーメンを食べてしまいました(苦笑)見事に胃もたれしました。医療従事者の癖に何考えてるんだか(笑)
