モラトリアム

うちの病棟のあるケアワーカーさんが看護学校を受験することを聞いて見たので、合格したか聞いてみた。
ワタクシ:「結果どうでした?」
ケアワーカー:「実は受験してないんです。自分が本当に看護師として適正があるのかわからなくなっちゃったんで・・・。」
ワタクシとしては適正なんて実際やって見なきゃわからないと思うのだが、彼の場合、直に病院で働いているから考えさせられてしまうのかもしれない。
ワタクシ:「適正なんてやってみなきゃわからないと思うのですけど、私も適性なんかないと思ってるけど一応働いていますし。。。。昔は絶対向いてない職業が看護師だと思ってたし、ならないと思ってたけど仕事にしてるしね。」
ケアワーカー:「・・・。もう少し考えてみようかと。まだ時間もあるし。」
ワタクシ:「私みたいにこれっと思ったら行動するのがいいのか、石橋をたたいてわたるのがいいのかはその人次第ですからね。でもそんなに長く悩んでる時間はないと思うし、意外に時間はすぐ過ぎちゃうと思うんですよね。」
ケアワーカー:「たしかに(笑)」
このケアワーカーさんはまだモラトリアムにいるようですね。答えは自分しか出せないから悩みぬくしかないのだろうけど、どう答えを出すのか楽しみですね。その前に異動で違う病棟へ去っちゃうんですけどね(ため息)


ワタクシも実はSWでやるか看護師でやるか未だに悩んでいるモラトリアムなのであります(苦笑)